記念事業
2018年12月3日午後1時から、東京都千代田区の帝国ホテルにおいて、秋篠宮同妃両殿下のご臨席を賜り、NCGM創立150周年記念式典・記念講演会がつつがなく開催されました。
ご臨席の秋篠宮同妃両殿下
挨拶をする國土典宏NCGM理事長
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根本匠厚生労働大臣
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横倉義武日本医師会長
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門田守人日本医学会会長
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山本信夫日本薬剤師会会長
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福井トシ子日本看護協会会長
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グエン・クォック・チエウ
ベトナム共産党中央幹部健康保健委員長
続いて、NCGM 150周年のシンボルともなった森鷗外の銅像の除幕が行われました。
森鷗外は、1881(明治14)年7月に19歳で東京大学医学部を卒業したのち、同年12月からNCGMの前身である東京陸軍病院で勤務しています。
NCGMは創立150周年を記念し、森鷗外に「特別名誉総長」の称号を授与し、その功績を後世に伝えるため、銅像を制作しました。
この銅像は、現在センター病院正面玄関に設置されています。
記念式典に引き続き行われた記念講演会では、森鷗外研究の第一人者で跡見学園理事長の山崎一穎先生に「森 林太郎・鷗外の医学上の業績」と題して、また寄生虫症・感染症の創薬がご専門で海外でもご活躍されている、ノーベル生理学・医学賞を受賞された北里大学特別栄誉教授の大村智先生に「微生物創薬に携わって半世紀」と題して、ご講演いただきました。お二方の貴重なお話に参加された多数の方々が熱心に耳を傾けました。
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跡見学園理事長 山崎一穎先生
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北里大学特別栄誉教授 大村智先生
休憩時間をはさんで、午後5時からの150周年祝賀会では、冒頭に改めて國土典宏理事長から、NCGMの歴史、森鷗外との関わり、病院の診療科や国際医療協力局・研究所・臨床研究センター・国立看護大学校などの実績が紹介されました。
引き続き、東京都医師会長の尾崎治夫先生とNCGM初代総長の高久史麿先生からご挨拶を頂戴し、満屋裕明理事・研究所長による乾杯の音頭で、祝賀会がスタートしました。
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尾崎治夫先生
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高久史麿先生
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満屋裕明理事
祝賀会では、大口善德・髙階恵美子両厚生労働副大臣、新谷正義政務官からのご祝辞に続き、武見敬三参議院議員・高木美智代前厚生労働副大臣・古川俊治参議院議員からご挨拶をいただきました。
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大口善德・髙階恵美子両厚生労働副大臣、新谷正義政務官
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武見敬三参議院議員
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高木美智代前厚生労働副大臣
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古川俊治参議院議員
また、世界各地で活躍している国際医療協力局のメンバーからのビデオメッセージが上映され、祝賀会に参加した日下英司国際医療協力局長をはじめとするメンバーが壇上に立ち、それぞれ挨拶しました。
なお、NCGMのルーツである「兵隊仮病院」が設置された東京日比谷の山下門内は、現在の帝国ホテル付近であることから式典の会場となりました。
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海外のメンバーからのビデオメッセージ
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国際医療協力局のメンバー
賑やかな歓談で多くの方々におたのしみいただいた祝賀会は、和やかな雰囲気の中、午後7時をもって、杉山温人NCGM国府台病院長の中締めでお開きとなりました。